エラスチンは経口摂取でも効果はあるの?血管年齢にも影響が!?

みなさん『エラスチン』ってご存知でしょうか。

なんと、コラーゲン、ヒアルロン酸と並ぶ美肌3大成分と呼ばれているんですよ。

美容にとても大事な成分でありながら40歳で肌の中からほとんど失われてしまう事でも知られています。

ではこのエラスチン、経口摂取した場合でも効果はあるのでしょうか?

また美容以外にもどういった効果があるのかについても調べてみましたのでご覧ください。

エラスチンの持つ美容効果とは

エラスチンとは、弾性線維(だんせいせんい)とも呼ばれるもので、肌の奥の真皮の中に2~5パーセントほどの割合で含まれており、肌の中のコラーゲンの線維を結び付け、支える働きをしています。

肌だけでなく、筋肉や血管などについても、そのしなやかさを保つのに必要で大切な成分なのです。

これまでは、一般的に肌の若さ・美しさを保つのに必要なのはコラーゲンやヒアルロン酸である、とされてきましたが。
肌の中のコラーゲンを支えるこのエラスチンが、年齢を重ねることによって減少すると、ハリが失われたり、たるみが進んだり、皺ができてしまう、というメカニズムが解明されてきました。

最近の研究で、このエラスチンの保有率は20代がピークで、40代になるとどんどん劣化して失われてしまうので、アンチエイジングのスキンケアには、このエラスチンをコラーゲンと組み合わせて摂取していくことがポイントだと解明されてきたのです。

また、動脈の血管には体内のエラスチンの多くが含まれており、動脈の弾性が保たれることで全身に新鮮な血液が行きわたり、酸素が供給され、細胞が活性化することで肌や筋肉のコンディションが維持・向上されるのです。

しかし、エラスチンそのものは外部から与えられてもなかなか吸収されにくい成分なので、その分子構造を解明し、いかに吸収率を上げていくか、さらに体内で劣化しづらい状態にしていくか、がポイントになってます。

エラスチンは経口摂取しても効果があるの?

エラスチンが豊富に含まれる品目と言うと、もともとコラーゲンなどが豊富に含まれているとして肌にいいと言われる牛スジやモツ、小魚などタンパク質系の食材があげられますが、残念ながら、経口摂取ではその多くが胃酸で消化・分解されてしまい、そのまま全てが理想の形で吸収されるわけではないのです。

よって、体内に今あるエラスチンを維持し、合成を促進し、減らさないように保っていくために効果を発揮する抗酸化作用のある食品を撮ることが大切なのです。
主に、ビタミンCをメインとした各種ビタミン、ミネラル、さまざまなポリフェノールやコエンザイムQ10が推奨されますが。
これらは食品だけで摂取するのは大変なので、バランス良く配合されたサプリメントを活用することも大切です。

また、体内でエラスチンを合成していくのに効果的な『乳酸』を、効率よく摂取するのにヨーグルトを活用するのもお勧めです。
その際に、ビタミンCを多量に含む生のフルーツをトッピングすることで、コラーゲンを作り出す酵素の働きも支えてくれて、腸内環境も整うという更なる相乗効果も望めます。
この目的のためには、夜寝る前にヨーグルトを摂取すると、夜10時から翌2時までの肌の再生、そしてエラスチンの合成のゴールデンタイムに効果をより発揮すると言われています。

エラスチンに加えコラーゲンとヒアルロン酸もしっかり配合されたサプリメントもあるんですよ
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エラスチンが与える血管への効果とは?

体内にあるエラスチンの50パーセントが、血管、ことに全身の動脈に含まれていると言われています。
この動脈に弾力・伸縮性がしっかりしていることによって、体中の末端の毛細血管まで勢いよく新鮮な血液を送り込むことが出来るのです。
そうすることで、肺で酸素をたっぷりと補給した新鮮な血液が全身の細胞へと運ばれ、循環していきます。
この力が弱まると、血液循環が滞ることとなり、肌だけでなく、筋肉や脳・心臓など様々な機関に影響を及ぼしていくのです。

これがまさに老化と言われる総合的な作用なのです。

弾力のあるしなやかな血管を保つために大切な成分は、他にも蕎麦に含まれてるルチンなどもありますが、さまざまな良質のたんぱく質をしっかり摂取しつつ、エラスチンを減少させないよう、抗酸化作用のある新鮮なフルーツやヨーグルト、さらには美容成分を含むサプリメントなどなどをバランスよく、適切な時間に積極的に摂取し、さらにゴールデンタイムにしっかりとした睡眠を確保する必要があります。

こうした努力を日々コツコツと続けていくことで、若々しい血管が構築・再生され、結果的に全身の老化を押しとどめ、しっかりした筋肉や、美しい肌を再生して保っていくことにもつながっていくのです。

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